パティ ケイク
「パティケイク」
女性版8 Mileと言われている映画を観ました。
感想は、
ただひたすら苦しい気持ちになり、最後は少しハッピーエンド?でしたが、なにかモヤモヤが残る現実的な内容。
主人公パティの、はたらけど猶わが生活楽にならざり石川啄木な生活をリアルに淡々と描いており、最後は大どんでん返し大成功者!観ている皆はカタルシスを味わう!という期待があったんですがね涙
主人公のラップや才能がかっこよかった。
友だちや祖母がええ人ら。
この点だけが救われます。
しかし主人公が憧れるヒップホップ界の王みたいな人が腹立つ。なんやあれは。
映画なんやから、嘘でも苦しい状況から努力と才能で脱出イェーイイェーイ!となって欲しかったな。という個人的な感想でした。
自分の中では、勝手に彼女はその後ヒップホップ界のディーバになっていると妄想完結しました。
だって彼女はね、性格も良いし、若いのに嫌な顔せず明るく家族の為によく働くし、祖母の介護もするし、とにかく報われれてほしいと応援したくなるような人なんですよ。
夢見る若者のリアルさや、こちらに主人公の辛さを伝えられているという点では素晴らしい監督、内容、映画なのかもしれませんが。