ぼくを探しに
なにげなく観た映画が、とても良かった。
という気持ちが高ぶる経験をしました。
言葉を話せない青年が、
記憶を探って、
自分を見つけるお話です。
まず音楽が良い。
これとても大事ですよね。
次に、
青年の記憶を探すお手伝いをしてくれるマダムが登場するのですが、そのマダムが最高yade。
まずマダムの部屋はアパートなのに、緑がいっぱい。優しい日差しの中、ハーブや野菜を育てています。(こんな部屋に住みたいわ〜。)
なんだかとてもファンタジーです。
そしてこの部屋に、
マダムの調合する不思議なハーブティーを求めて、色んな人が訪れています。
主人公の青年も、そのうちの一人です。
びっくりなのは、
マダムの玄関扉は階段の途中にあるんですよ。
別世界を意味しているように感じました。
もうマダム大好きになりました。
その他の登場人物もクセのある個性的な人々で、観る人をこの映画に引き込んでくれます。
その中の一人、
主人公の青年の伯母の役を演じていたベルナデット・ラフォン(Bernadette Lafont)さんは、この映画の撮影を最後にお亡くなりになられたようです。
とても美しい方ですね。
役者人生最後の出演作品がこの映画。
この映画の印象が一段と深くなりました。
素晴らしい映画をありがとう。
今日の気になった言葉
「オーイェー」
映画 ぼくを探しに セリフ